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Posted by naturum at

2010年06月20日

秋に備え、サスケ210を一つ二つと

多分、多くの方は知らないでしょう。
恐らく、この世のほぼ全ての人間には知ったこっちゃ無い話でしょう。
でもそんな事は気づかない振りを決め込んで言ってみる。
サヨリが好きなんだ!と。
正確には、サヨリに着いたスズキを釣るのが大好きなんだと。


一口にスズキのルアー釣りと言っても、その釣り方は今や細かく分類されております。
年がら年中、夜の河口でラパラを投げて巻いてるだけの時代じゃ無い。
バチ、イカ、イナッコ、イワシ、シャコ、サッパやヒイラギやアレやコレや


季節によりベイトがチェンジすると言う当たり前の事が判明し
そして、それらメインとなるベイトに偏食する事が多々有ると言う事に誰かが気づき
バチなら何だ、イワシならどうだ、イカならコレだ
と、数々のテクニックが開発され、ラパラを投げて巻いてただけの時代では考えられない程の魚を釣る事が出来るように成ったのです。
人により....で有りますが。


基本的にスズキは釣れたら面白い。
CD-7だろうとハチマルだろうとレアフォースだろうとR-32だろうとも
基本的に何だって楽しいのは違い無いのですが、その楽しい中にも順序や序列は確実に存在します。


投げて巻くだけのコモモと、壁際でオリャオリャとアクションさせて食わせるドロップショット
トップで炸裂するシュガペンと、なんか知らん間に掛かってるワンダー
基本的に何だって楽しいのは違い無いのですが、やっぱりそこには序列は存在するのですよ。
人それぞれ、ウッヒョーーって叫びたく成る程に楽しい釣り方が。



ほぼこの世の全ての人は興味無いだろうから、もう一度ガッツリとこの場で言っておきたい。
私はサヨリに着いたスズキを釣るのが好きなんだ!と。


でもサヨリ着きって釣れないっすよね。
あんなにガボガボとボイルしまくってるのに、一晩頑張って一匹二匹が出会い頭の交通事故のように時々釣れる程度。
圧倒的にBOSEの嵐。

おかしい....
魚はてんこ盛りに居る筈なのに、なんでこんなに釣れないのさと
そう嘆き悲しむ秋の夜。
それがサヨリ着き。





サヨリっぽいルアーをサヨリっぽいレンジでサヨリっぽく引けば釣れるんと違うか?
凄くシンプルですが、まるで小学生の思考のようにとっても単純明快で有りますが
所詮は魚類。
あんな小さな脳みその奴らの思考なんてたかが知れてる。
中二以下よ、あんなの中二以下。
だからシンプルに考えたらそれで良いのです。



でも問題が一つ。
サヨリって20cmとか30cmとか有るんですよ。
そんな細長いルアーなんぞ何処に売ってるねん!って話な訳です。


2010年6月現在、私の知る所はですね
ショアラインシャイナーSL17
タイドミノースリム175/200
エリア16
えっと...

ロングミノーと呼ばれるのはざっとこんな所でしたか?
他にも有るかも知れないけど.....どうでしょう??

タックルハウスで一二を争う程に地味なMにも168ってサイズが有りますが
そんなの売ってる所、見た事無ぇや



エリア16を除き、ショアラインシャイナーやタイドミノーには大きな問題点が有ります。
簡単なお話。
高いっすよ。
いやホント、ちょっと高いっすよそれ。
2000円のルアーはちと高いっすよ。
中二以下の小遣いなオッサンには辛いっすよ。


岩場シャローでのバイブレーションのように夏目漱石をバラ撒くような使い方しないので、2000円だろうと3000だろうと構わないって言えば構わないのですが....
オープンエリアだから、ほぼ失う事は無いだろうし。

でもなぁ....ちょっとなぁ...
10cmのミノーが主力な釣りしてるので、殆ど使う事なんか無いしなぁ....




と言う訳で作ってみた、今年の対サヨリ着きシーバスの兵器はコレ↓
フローティングのペンシルやらシンキングペンシルを作って来ましたが、
散々、決定力に欠けるルアーを作って来ましたが、本年度は少々赴きを変えてミノーを。

その名はsasuke slim-210

.....何それ??


本来ならば、サスケのボディを魅惑のハンドテクニックでゴシゴシして大きくしてやろうかと思ったのですが
幾らハァハァ言いながら右手で擦っても大きく成ってくれなかったので原型から作る事に。
スリム化したのは、サスケボディでは排水量が40gにも成ったから。
そんなの竿折れますわ。

で、アッチ削ってコッチ削って、排水量は30g弱って所。
これならフローティングにもシンキングにも現実的なサイズに。

ボディは同じ210mm。
針無しで片方がシンキング=30g、片方がフローティング=24g。
どっちが良いかは解らない。
どっちも良いかも知れないし、どっちもクソかも知れない。
ウエイトに関しちゃ、搭載位置も含めてまだ煮詰める必要有りって具合です。

内蔵ウエイトは、重心移動高比重タングステン3発+鉛のサブウエイト。
これですわ↓
http://item.rakuten.co.jp/getfish/zappu_lureweight_ht/


初めて使ってみたのですが、重心移動用のウエイトにはかなりイイ感じですね。
この比重、このツルツル感
素晴らしい。
値段以外は。


ちなみにこのタングステンウエイトは極軽く磁石にくっつくので、ウエイトのガタを無くす為に磁石を仕込む事は可能。
ただ、鉄球のようにバッツリとくっ付く訳では無いので、K-TENシステムには不向きです。
球一個+ネオジならどうにか行ける気もするけど...どうでしょうか。
ああ、どうでもイイですか。
そんなのする人居ないだろうし。



本来ならば、リップの先端はもうちょとシャープにしてみたい所なのですが
今使ってる樹脂では、エッジを薄くすると余りに脆く成り過ぎてしまう故、ちょいとモッタリとしたリップに。
この辺りはもうちょいと軟質の樹脂を使えば回避出来そうな感じですが、どの道一民間人が扱える樹脂では市販ルアーのABSには敵わないんですよね。
特に対衝撃性では勝てるモノは無い。
辛いですが仕方無いですわ。
流石に一般家庭でインジェクション成形なんぞ出来ないから。
んな無茶な事は流石に。


まぁそんな感じで、結果は秋にでも報告出来ればイイなぁって思いつつ
結果が出なければこんなルアーなんか無かった振りを決め込んでやるぜと思ってみたり....って事で。  


Posted by ティム at 12:46Comments(0)手作りルアー
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